秋の味覚「栗」の栄養について
秋の味覚と言って忘れちゃいけないのが栗。
甘栗や栗きんとん、モンブランなど食べ方のバリエーションも豊富。
そんな栗の栄養や効果を調べてみました。
◆栗の栄養・効果
〇エネルギー補給・疲労回復
栗の特徴は糖質が多いこと。その糖質の代謝を促すビタミンB1やB2、ナイアシンも含まれているので、効率よくエネルギーとなり、疲労回復の効果があります。
ただ、それだけにカロリーが高い。ひと粒で33Kcalほどあるので、おいしいおいしいとバクバク食べているとあっという間にカロリー過多になりますので注意が必要です。
〇風邪予防
ビタミンCも豊富に含まれています。しかも栗のビタミンCはでんぷんに守られており、ゆでたり焼いたりという加熱調理を施しても損なわれにくいという長所を持ちます。
〇育毛、発毛・美肌
亜鉛も多く含んでおり、育毛・発毛効果、味覚を保つ、肌荒れ防止などの効果があります。
〇抗酸化作用
渋皮にはポリフェノールの一種タンニンが含まれ、強い抗酸化作用があり、老化防止やがんの予防に効果があります。渋皮煮などで食べるのがおすすめです。
〇便秘予防改善
食物繊維も多く、セロリの3倍もの含有量があり、便秘の予防、改善効果があります。
栗は手軽にエネルギー補給ができ、栄養も豊富。さらに抗酸化作用、美肌効果、便秘改善も期待できるとあって、健康管理やダイエット時に重宝できる食材と言えます。
ただしカロリーが高いので食べ過ぎには注意が必要です。