血圧の測り方について
健康管理に血圧のチェックは欠かせません。
高血圧は身体各部の血管に悪影響を及ぼし、狭心症、心筋梗塞、脳溢血、一過性の脳虚血発作、腎不全、足の動脈硬化、腹部や胸部の大動脈瘤などになりやすくなります。
そんなわけで、私も血圧計を買って毎日チェックすることにしようと思うのですが、どのようなことに注意したら良いか調べてみました。
●血圧計~上腕タイプと手首タイプ
主に血圧計は上腕で計るタイプと手首で計るタイプの2種類があります。
このうち、より正確な数値が出ると言われているのが上腕タイプ。
血圧は心臓の高さでないと正確に計れないのですが、手首タイプだとその高さをキープするのが難しい、また人によって上腕タイプと随分差が出るという場合もあるようです。
とはいえ、手首タイプが全然デタラメか、と言うとそこまでではありませんし、携帯に便利、気軽にどこででも計れる、値段も安いと結構メリットもあります。
実際試してみて上腕タイプと比べて変わらない数値が出るのなら特に問題ないのではと思いますし、それほどシビアな数値が必要な人以外は、とりあえず手首タイプでもいいんじゃないか、と私個人的には思っていますがどうなんでしょう?
まあ、基本的には上腕タイプが推奨されているようです。
●血圧はいつ測るか
血圧を測る時間帯は朝と夜の決まった時間に測るのが一般的です。
特に朝の血圧測定は重要と言われています。
理由は、朝であれば、1日の活動、飲食、服薬の前なので、そういったものの影響を受けない自然な状態での血圧が測れるという事がひとつ。
あと、人によっては、夜から明け方にかけて、急激に血圧が上昇することがあるのですが、こうした人は心臓病や脳血管障害を起こしやすいことがわかっています。夜眠っている間の血圧は朝の血圧値に表れやすいため、朝の血圧測定が重要なのです。
起床後1時間以内、トイレをすませ、服薬・食事の前に測定します。
正しい血圧測定の方法は、2度続けて測定して、2回目の数値をその時の血圧として記録します。
1回目は緊張などの理由で、血圧が高くなる事が多いためです。
●こんな時は測らない
血圧はちょっとしたことでかなり数値が上下します。
・お酒を飲んだあと
・体を動かした直後
・トイレを我慢している時
・寝不足
・疲労がたまっている時
こういった時は正しい数値が出ないので、落ち着いた状態になってから測ったほうがいいとのことです。
●高血圧の基準値
通常上の血圧が140以上、下の血圧が90以上の数値が続くようだと高血圧と言われますが、自宅でリラックスした状態(家庭血圧)では135/85以上が高血圧とされます。
なるほど、ある程度のことがわかったので、私もさっそく測ってみたところ……
上が144、下が95ですと!
私、すでに「高血圧」じゃないですか!
これはちょっとやばいっすね~。
そんなわけで、血圧を下げるべく何か手を打っていきたいと思います。
(つづく)